滞在時間計測

AIアルゴリズム「PACKAGE20™」 技術ドキュメンテーション

滞在時間計測

カメラに写った人物の滞在時間を計測するAIアルゴリズムです。特定スポットにおける滞留時間測定等への活用が想定されます。

  • カメラに写った人物をAIが検知し、その人物のカメラ画角内の滞在時間を計測します。
  • 結果は、SORACOM Harvest Dataにアップロードします。

技術仕様

仕様:人の滞在時間を測定
撮影間隔:デフォルト値:0秒(リアルタイム)
推論時間:1 ~ 2秒
アウトプット:Harvest Data (設定したアップロード間隔内における、滞在時間別人数の集計データ)
1~5秒、5~10秒、10~30秒、30~60秒、60秒以上毎に人数を集計、1秒未満は集計しない。
注意:本アルゴリズムは「Google Coral Edge TPU USB Accelerator」の使用が前提のアルゴリズムです。TPU無しでは動作しません。TPUの使用方法はこちらをご覧ください。
高温(約70~85℃以上)の環境では、推論に遅延が生じる可能性があります。
カメラの解像度によっては人間が検知されない可能性があります。

※より高精度で、処理速度の速い物体検知モデルをご希望の方はお問い合わせください。個別対応いたします。

設定

パラメータ説明
SORACOM_ENV_MODEこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_WAIT撮影間隔(秒)
デフォルト値: 0
0 ~ n (数字)
例)0, 1, 5, 60, 600
SORACOM_ENV_CROP_TOPこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_CROP_BOTTOMこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_CROP_LEFTこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_CROP_RIGHTこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_UPLOAD_SIZE_Wこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_UPLOAD_SIZE_Hこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_URIこの製品には使用されていないパラメータです。
SORACOM_ENV_FREE_PARAMuse_edge_tpu = TPUデバイスを使用するか否か デフォルト値:true

UInv = 集計データのアップロード間隔(秒) デフォルト値:600(10分)
{ “use_edge_tpu”: true/false, “UInv”: n }

例:{ “use_edge_tpu”: true, “UInv”: 3600 }
SORACOM_EXEC_PARAMこの製品には使用されていないパラメータです。